あんなにお願いしたのに台風が沖縄上空から動いてしまい浜本が帰京。そして出社。
「鬼の居ぬ間に」で浜田が社内の模様替えをしたため、浜本、扉を開けて「ワオ!」と叫ぶ。そりゃ叫ぶだろう。今まで部屋の隅っこのパーテーションで仕切られた、まるで個室ビデオ屋のような所で仕事をしていたのが、部屋のど真ん中に机があるのだから。しばらくテリトリーをうろつくゴリラのようにウロウロした後、社長っぽい場所に納得したのか大人しく席につく。
しかし予想外の展開が起こり社員一同困惑。「環境が人を変える」と柄谷行人先生が何かに書いていたけど、まさにそのとおり。突然社長のようなって本当に社長なんだけど、いろんな指示を出し始めるではないか。うーん、参った…というわけであわてて外に飛び出す。
外は外で暑くて、キツイ。
先週取材にいらした元・ベテラン営業マンに言われたのだが「フルの営業は40歳くらいが体力的に限界ですよ」とのことで、いやはや、僕はあと何年この仕事ができるのだろうか? これ冗談じゃなくて実は最近本気で考えており、気分としては三浦カズやゴン中山と一緒か。
もちろん生涯現役(外回り)でいたいけど、それが会社に迷惑をかけることになるなら、潔く身を引き、若い人に譲った方がいいような気がするのだ。そこで問題なのは本の雑誌社には、次なるポストがなく、鵜飼の鵜匠のような管理職はないのである。すなわち営業引退=失業ということであり、どうしたらいいんだろうか。
転職のデッドラインといわれる35歳まであと1年。ここに来てどう生きていいのか悩む。