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第84話 本日、海遊館は休館です!…がっはは日記

 2002年6月22日(土曜/薄曇時々はれ)
 正午に起床。元気よくエヅキながら愛車サニーのエンジン始動!かからない!
 入ってて良かったJAFへ電話。即、レスキュー車が到着。バッテリーの比重と充電チェック。このバッテリーは確か3年以上前にバッタ屋で2千円で買った保証書もない怪しい代物。JAFの兄ぃちゃんが冷たい一言。
「もぉ、ダメやねぇ!交換ですわぁ!」
 と杉良ばりの流し目と微笑み。
 会社の修理工場に行けばバッタもんの格安バッテリーがある。なんとか繋いでエンジンを始動を試みるんやけどアカン!
「ウチはちょっと高いねんけど取り替えましょかぁ?」
 と勧められ泣く泣くバッテリー交換。8千円を現金払い。ううぅぅぅ!
 しゃあけど、日本津々浦々数千万人の会員に送付されるJAF会報誌『2002/JAF-MATE/1月-2月合併号』に『笑う運転手』の書評を掲載してもらったので、広告掲載料のつもりで爽やかに笑顔で支払い!ううぅぅぅ!しゃぁけど読んだという人をあまり聞かへん…!

 夕刻、海遊館より欧米系の外国人のオッさんが一人で乗りこんで来る。
 クレジットカードをウエちゃんに見せて、
「これ、使えまっかぁ?」…と英語で聞いてくるので、
「使えまっせぇ!」…と得意の英語で答える。
「どこ行きまんのん?」…と聞くと
「ナガイ・スタ~ディアム!…まで行ってくれまっかぁ?」…と言う。
「おうちぃ、フットボールゲームの券は持ってまんのんかいなぁ?」
 とウエちゃんが流暢な英語で聞くと、
「持ってへんけど入れるやろぉ?」…と超楽観的。
「そんなん絶対に無理やでぇ!」…と親切に吐き棄てて言ってやると、
「オー・マイ・ガアッ!オー・マイ・ガアッ!」…を繰り返している。
「タクシーも途中までしか行かれへんでぇ!」…と言うと、
「オー・マイ・ガアッ!」…と叫んでいる。
「オマエは浅田次郎かぁ…!?」
 と振り向いて大きな声で言うと外国人はキョトンとした顔をして、
「Oh!マエハ、アサダチィ~!」…と訳がわからんことを言う。
「こらぁ!おのれぇ、ワシを舐めとんのかぁい!」
 と外国人を脅し上げて小さな国際親善に貢献。

 午前1時
 JR大阪環状線は終電時間を過ぎているのに、カラのままグルグルと運行中。なんでぇ?タクの運転手仲間のえぇ加減な噂話では、JR西日本は日本戦が長居である事を前提でダイヤを組んでいたので、W杯絡みで本日は午前2時頃まで特別運行らしい。
 ふぅ~ん!帰って原稿書こぉ!

 6月23日(日曜/天気の記憶全くなし)
 金曜日の夜に某雑誌社H社の発行人のHさんと書籍担当のKさんから(誰やろぉ?)、原稿のダメ出し叱咤恫喝、手を前でグルグル回す教育的指導がありタクのお仕事は休みで原稿を書く。〆切は月曜の朝一番!げっ!

 6月24日(月曜/くもりのち雨)
 別にオモロイ話はなぁ~んもなし!
 もぉすぐ大阪市教育振興公社が発行して大阪市教委が発行協力する、
『教育大阪 Vivo la Vita/7月号』…という教育雑誌にウエちゃんの男前の写真が大量に出る。おそらく現役のタクの運ちゃんで教育雑誌に出るんは全国初やろねぇ!別人に変身する為に坊主刈りにしよぉと仕事途中に散髪屋さんへ!ほんでも月曜日で休み!
 詳しい内容は、編集プロのトランタンネットワーク新聞社のHPにて!取材記者密着爆笑ナニワ大食い珍道中記は又後日に執筆予定!
http://www.30ans.com/

 6月25日(火曜/雨のちくもりで梅雨冷え)
 普通の日。仕事の途中で散髪へ。毎度行き付けの早い、安い、めっちゃ喋り過ぎの散髪屋さんでクリクリ坊主に!15分で終了。2千円。めっちゃ、えぇ子にしてたから、オッちゃんから飴ちゃんを1個貰う。

 6月26日(水曜/くもり時々雨で寒い!)
 知床では積雪!
 本日はめっちゃ忙しい!今日と明日は、海遊館が年間7日間だけある休業日の2日間。ちなみに海遊館の次の休館日は12月11日と12日の半年後。ほんで海遊館に付属する施設もお休み!食べモン屋さんも開いてへん!
 それやのに沢山の人が遠方からドカドカッ!…とタクシーでやって来る。伊丹空港から、新大阪駅から、大阪駅から、大阪市内のホテルからもタクシーで乗り着ける。
 大阪の親切タクシーで乗り着けた遠来の観光客の人達は、廻っていない大観覧車と水が一滴も出ていない噴水を見て力なくアホ口を開けて愕然と立ち尽くしている。ほんで、ウエちゃんたちのタクシーを恨めしく睨みつけている。あんなぁ、そんな目をされても困るの事よ!別にワイらが海遊館へ連れて来た訳ではない。海遊館が休みと知ってか知らずかは定かではないが(多分知っている!)、ニンマリと笑いを浮かべ親切に乗る必要もない阪神高速道路に乗り、環状線を一周して連れて来たタクシー運転手に文句を言って欲しい。我々は休館日でも間違ってやって来たお客さんの為に、ジィ~~!…と忍耐強く客待ちをしている、日本一親切で優しい仕事嫌いのタクシー運転手さん達なのだから!
  
 沢山お仕事をしたので、早目に家に帰って晩ご飯を食べて仮眠。
 9時前に起きてテレビをひねったらぁ…!おぉ~!テレビ大阪(テレビ東京系)で大好きな水曜日の女と愛のミステリーが始まる時間であった。
「今日は、高島礼子は出てるんかいなぁ?ひひひっ!」…と見ていたら、
「ん…?あれぇ~?ひぇ~!どっひゃ~~!」
 びっくりしたなぁ、もぉ!必死のパッチで新聞のテレビ紹介欄を必死で捲る。
 番組のタイトルは本日の新聞ラテ欄では、
『やもめ記者万年さん松江宍道湖~出雲大社隠岐摩天崖に消えた女リゾート開発連続殺人中年グルメ記者が追いつめた意外な真犯人』…だそぉだ!めっちゃ長ぁ~!
 どぉも、やもめ記者の万年さんが引っ掛る!
 テレビ東京のホームページからドラマをクリックすると、
『第74回/やもめ記者の事件メモ~松江・出雲・隠岐グルメ街道殺人紀行』
 となっている。
「なぁんやぁ!勘違いかいなぁ!」…とふと原作紹介を見てひっくり返ったぁ!
『原作/秋間平安 「破れた消幕」三一書房』…と間違いなく書いてあるやんかいさぁ!ぎゃ~!どっひゃ~~!以前(第79話)に、ウエちゃんが誉めちぎった元・共同通信記者Hさんの『破れた消幕(けしまく)』(秋間平安/三一書房)…である。万年さん役は抜群の大阪弁の西郷輝彦さん!最後まで見て、夜のタクの運ちゃんに突入!
 ふふふ!やっぱりワイの書評は正しかったんやねぇ!

 6月27日(木曜/今んトコまだ曇り)
 あまりにも暇なので日付が変わった午前2時前には帰宅。 
 テレビのスイッチを入れ、関テレで系列のCS放送『京都チャンネル』の特選再放送を見る。今日は杉田二郎さんが京都の街を歩きながら唄う70年代青春のフォーク。
『500マイル』『コットンフィールズ』『戦争を知らない子供たち』…そして最後に名曲の『イムジン河』。ウエちゃん、帰り道にコンビニで買った『どん兵衛きつねうどん特大』に餅を入れ、ズルズル~!…とすすりながら懐かしさに咽び泣く。うぅ~~!感激ぃ~!次はお口直しに明治のアイス、超バニラの『スーパーカップ』だぁ!
 さぁ~!今日も海遊館は休館日二日目で忙しいぞぉ!

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