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<オ○ニーの話@OSK編>

永いお休みをいただき申し訳ありませんでした。恋をしていて何もかも手につかなかったのです。

と、女性作家なんかが言う場合、それは「男とつき合い初めて、やることもガンガンヤッて」という話で、そういうのを読むたびに「ケッ、結局はモテ自慢かよ」と思わされる。『だめんずウォーカー』というマンガをちらっと立ち読みしたら、ダメな男にひっかかるという話がえんえんと続いていた。私なんかひっかけてももらえないが。「私ってこんなにダメなのよ~」という顔をした自慢話ぐらいイヤなものはない。倉田さんはモテてうらやましい、私にはダメ男すら寄ってこねえんだ。

エロ話で、やってイヤミにならないのはオナニー話しかないと思う。金塚貞文さんという人が『オナニズムの仕掛け』という本を書いていて、この人はオナニー専門家のようになり、「どうも、オナニーの金塚です」と自己紹介もするようになったそうで、「オナニーの金塚です」とまで言うようになるといつもの私だったらそこに一抹のイヤミ(ふだん顧みられることのないモノを持ち上げることによって威張るのはヤな感じ)をかぎつけるのだが、金塚さんの性格がいいことに加え、やはり「オナニー」というのには圧倒的にかっこわるいのでイヤミがないのだ。松沢呉一が編集した『ウンゲロ』というのは、ウンコやゲロの話で、あちらはイヤミだったから(いろんな人がウンコやゲロの話をするのが、どうもトクトクとしていてイヤミだったんだ)、かっこ悪さという意味でオナニーはウンコに負けた。というか勝ったのか。

オナニーをしている、というのはものすごく言うのがはばかられる話題だ。男だとそうでもないのかもしれないが、私ははばかる。私はエロ話が大好きで、私の友達にもエロ話をものともしない者は山ほどいる。しかしそんな私たちの間でオナニーの話題が出ることはない。していないわけはない。男とやったという話はポロッと出たりしても(私は断じてしない。やってないからというのもあるが)、オナニーの話題だけは出てこない。これは私の周囲の特殊事情なのだろうか。しかし、他人の(それも女性の)オナニー事情について、私にはすごく興味があるのだ。しかし誰もしゃべってくれないし書いてくれないので(いや、女の人のオナニー話を読むことはあるが、どうもそれは私の求めているものとはちがう)、しょうがないから自分で書くということになる。プレゼントは、自分が欲しいと思うものを他人にあげよう、と「より良い生き方」みたいな本に書いてある。それを実践するのだ。でも私はプレゼントでも、自分の欲しいものを他人にあげてことごとくハズしているという歴史があるからなあ……(ノギスとか、注射器とか……)。しかし自分の欲しくないものを他人にあげるよりはいいだろう。

ところで私は主に競馬の仕事をしており、趣味は競輪とOSKなので、自然と話題はその三つのモノになってしまう(話題が豊富でないもので)。で、そうなるとすごく不評なのである。競馬と競輪とOSKって、そんなに一般的ではない話題なんでしょうか。ここでOSK話を展開していた時も「最近はOSKの話ばっかなんで読んでない」と複数の人が言ってた。そうなのか。確かにそうかなとも思う。オナニーの話よりは、競馬競輪OSKの話のほうがウケは悪いだろう。オナニーの話はグローバルだから。サルでもやるぐらいだし。サルは競馬も競輪もOSKも見ないから。

ところでここからまたしばらくOSK話が展開されるのですが、不評なのは悲しいので、「オナニーの話@OSK編」ということにしたいと思う。

まずは、杉良太郎と北島三郎について。(つづきます)

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